先月、創業から丸4年が経ち、
社員が気を遣ってくれて、オフィスで軽いお祝いをしました。
祝福の言葉をお寄せいただいたお取引先の皆さま、在宅パートナーの皆さま、
準備をしてくれた社員のみんな、本当にありがとうございました。
積み重ねてきたことが報われた瞬間でした。
株式会社ストリームラインは早くも5期目に入りました。
会社設立以来この4年間、創業事業の資料作成代行サービスの提供・改善に集中してきました。
その結果、約450社に及ぶお客様の資料の課題解決を図ることができ、
その間には優秀な社員が集まり、資料作成に関するスキル・知見も大幅に向上しました。
会社の基盤作りの期間と位置付けた創業初期は、
概ね仮説通りに物事が運び、大きな失敗もなく、財務状況も健全な、
比較的順調と言える歩みだったかと思います。
サービスをご利用いただき、時にご意見をくださったお客様や、
創業期をともに戦った社員には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、以下はこれからの話です。
「比較的順調」と表現しましたが、4年経った今、満足感は1ミリもありません。
創業時にイメージしたゴールは、いまだにはるか遠くのぼんやりとしたイメージのままです。
1年を追うごとに、残された時間の猶予に焦りが募ります。
昨年の11月に社員全員で話し合って、経営理念の意味や言葉遣いを再検討しました。
「コミュニケーションの合理化で、ビジネスを進化させる。」
有意義な議論の末、創業の原点や今の心境、事業環境と照らし合わせても、
一点の曇りもない理念に生まれ変わりました。
コミュニケーションの非合理を解消して、企業の生産性向上に寄与する。
そのために、まずは資料の非合理を解消する。
自分の一生を捧げるに値する使命は、年々クリアになっていきます。
ただ、現時点の達成度合いの感覚は1%未満です。
日本中のお客様に価値を提供するためには、
サービスのさらなる改善、組織の拡大、マーケティング強化などの既存の取り組みのほかに、コスト構造改革や新規サービス開発といった新たな取り組みにも着手し、全体を強烈に加速させていかなければなりません。
ストリームラインは、最低限の基盤が整ったこの5期目を成長加速に向けた足掛かりの年にします。
ぼんやりのイメージを具体的かつ期日を伴った目標に変え、
そこからの逆算で事業活動を設計する、当たり前の経営を確立します。
コロナショックにより、先行き不透明の真っ只中ではありますが、
1年先送りにしたところで、1年後、やるべきことは何も変わっていないはずです。
逆風に負けず、今年度は攻める一年にしていきます。
代表取締役 梶山洋二